海がきこえる

海がきこえる [DVD]

舞台は高知県氷室冴子さんによる小説でジブリが制作したアニメーション作品。

 

東京から引っ越してきた強気な女子高生、武藤 里伽子(むとう りかこ)と彼女が転校して一緒のクラスメートになる主人公、杜崎 拓(もりさき たく)彼と彼女の青春を描いた作品でした。

 

大学生になった拓が高校時代の同窓会の為、故郷の高知へ帰郷する。

高校時代、里伽子との思い出が蘇ってきたに違いない。

 

拓は里伽子の事が好きでずっと忘れられなかったと思う。大学生になって親友と

海で語るシーンがとても好きで、せつなく青春を感じさせられる。

里伽子は拓の事どう思っていたのだろうか?

二人はお互いの気持ちを確かめないまま高校を卒業してしまい、どこかスッキリしない別れ方になってしまう。

 

拓の視点から描かれた今回の作品、拓の気持ちは痛いほどよくわかる。

里伽子への思いを必死に隠した高校時代。里伽子もまた、拓への思いは隠そうとしていたに違いない。その思いが綴ったこの作品は見ていて面白い。

 

自分の青春時代がこれならよかった思う時がある。

だから、この作品は憧れが強く、今、見ても魅力を感じさせられるものと思う。

こんなん思うのは私だけ?

 

 

海がきこえる [Blu-ray]

 

 

海がきこえる (徳間文庫)